町では、連続変死事件が発生していた。
被害者の共通点は、生前、眉のつながった奇妙な風貌の男を夢の中で見ていたことだった。
夢の中に出てきた男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。そんな中、八坂華は、夫と義男と娘の愛とともに、
幸せに暮らしていた。
しかし、「あの男」による被害が拡大し、
徐々に華の身近にも危険が迫る。
やがて華は究極の選択を突きつけられる。
果たして華が取った行動とは?
史上最悪の結末が、今幕を開ける。
W主演を務めるのは、仮面ライダーWで人気を博し、その後もドラマ、映画、舞台で幅広く活躍する木ノ本嶺浩。
出口亜梨沙は本作が映画初主演となる。
監督・脚本には医学系研究分野出身
という経歴を持つ天野友二朗。
人間の二面性にフォーカスした2018年製作の心理サスペンス『幸福な囚人』で商業映画デビュー。
2023年にはオウム真理教事件をベースに、
現代社会に潜むカルト洗脳やメディア洗脳、
マルチ商法企業の闇などを描く
話題作『わたしの魔境』を手掛け、世界 11 か国で国際映画祭を受賞。
今回、センセーショナルな社会派作品を得意とする
天野友二朗が
世界的に有名なネットミームをパニックスリラー作品として昇華させた。
「THIS MAN」の正体とは一体…!?
なすすべなく多くの被害者を出した
社会の行きつく先は…!?
社会風刺を孕んだ全く新しい野心作を
スクリーンで目撃せよ。
アキラ100% 中山功太 津田寛治 渡辺哲
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皆さんこんにちは、出口亜梨沙です。 映画「THIS MAN 」初の主演、初のスリラー映画ということで2023 年の夏、全てをかけて作品に挑ませて頂きました。 今回の映像作品では珍しく撮影に入る前に共演者の方と何度も本読みをさせて貰えたのですが、そのおかげで監督とも台本のすり合わせができたり、撮影中も意見を出せたりととてもスムーズな現場でした。
もしかしたら私たちの日常に起きるかもしれない、起こってもおかしくない じわじわと恐怖が襲ってくる感覚を楽しんでもらえればと思いますので皆さんぜひ、劇場へお越しください! そしてSNS 等で感想を教えて貰えればエゴサしますので、 そちらもぜひよろしくお願いします!
昨夏、THIS MANという得体の知れない"モノ"と向き合っていました。この得体の知れない"モノ"が強敵で掴めず届かずあしらわれる。
不安や憤りでモヤモヤと恐怖を感じるなかで家族の大切さや人との繋がりを再確認していく刺激的な撮影の日々でした。ショッキングな出来事と美しい映像のコントラスト、そこに印象的な音楽が合わさり生まれるグルーブ感。
ただ怖いだけじゃない新感覚の物語がそこにありました。是非、その得体の知れない"モノ"を劇場で体験していただきたいです。
撮影が終わった今でも、THIS MANの顔が頭から離れない日々を送っています。
私が演じた小田玲は頭が良く、世の中に対する小さな不満を逃さない女子高生です。誰しもが共感できるような台詞に是非とも注目していただきたいです。玲はお姉ちゃんの華に対しては特に心を開いているので、撮影では会話の中から2人の普段の関係性が垣間見えるよう、丁寧に演じました。
映画館を出た後「怖面白かったー!」と思ってもらえたら嬉しいです。観たら最後、もう元には戻れません。
物凄く勢いがあって力強い作品だと思いました。是非劇場で観て欲しいです。
ケーキ屋の上司・植松を演じさせていただきました。都市伝説を元にしているという今作品。僕自身、都市伝説は好きなのですが、とても怖がりなので夜に思い出したりして一人で怖がっています。今回自分がスリラー映画に出るというだけで少しドキドキしていました(笑)。植松の運命やいかに。
スリラーであり、人間ドラマでもある今作。一観客として完成した作品を見るのがとても楽しみです!皆様もぜひ劇場でご覧いただきたいです!
悲しくて、残酷で、どこまでも美しい。 怖くて、冷酷で、とてつもなく優しい。 天野監督にしか作り出せない、唯一無二の世界観。
後半の淡々とした混沌と無常感に、心底肝が冷えた。 それは凄まじく、容赦のないリアルな描写。コロナ禍の鬱屈としたあのムードと重ね合わせて観る事もできる。 あの美しい町を、なぜあんなにも不気味に撮れるのか。撮影時の和気あいあいとした雰囲気が嘘の様だ。 映画って、凄い。 天野監督、凄い。
撮影現場での天野監督は、何かに憑かれたように早口で喋り、眼差しには狂気が宿っていました。前回の天野組とは人が違ったようです。僕たちはこっそり囁き合いました。監督はTHISMANの夢を見たんじゃないかと。そして完成作を観たとき、なぜ監督があんなことになっていたのか腑に落ちました。どんな作品もお手本にならないような前人未踏の世界に踏み込んでいたんですね。
僕が目の当たりにしたTHISMAN体験、沢山の観客と共有したいです。
科学的な根拠や証拠は明確には示されていないが、呪術師が持つとされる超自然な能力や霊的な力は存在すると思っています。
ノウマクサンマンダと唱えて呪いを祓うマジナイ。修行して特殊能力を研く行者のような生活。そんな呪術師役をやる時、拠り所はどこなのか。
撮影中、マジナイを唱えると監督の気なのか撮影の力なのか不思議と違う世界が見えた気がします。撮影以降、ノウマクサンマンダ唱えることも。皆さんも憶えて唱えてみれば、ちょっと違う世界を感じられるかもしれません。
新着コメント
『夢の男』の造形が何周か回ってマジにヤバいです!こんなホラーキャラ観たことないよ。今年のハロウィンのコスプレは『THIS MAN』で決定でしょうこれ。
大槻ケンヂのおすすめの『夢の男』の造形
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ロックミュージシャン
ネットやスマホを使ったホラーが主流ですが、夢というアナログを媒介にした「THIS MAN」を映画化すると聞いて、今、映画化するんだ…って疑問を感じたと同時に「THIS MAN」の持つB級的なテイストに気持ちをくすぐられている自分がいました。
そして期待と不安で映画を観たら、自分では想像つかないような展開、そしてラスト…自分の感情が整理できない状態でしたが、それがすごく新鮮でした。
コヤッキーのおすすめの“夢というアナログを媒介”
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コヤッキースタジオ
都市伝説とクリエイティブは凄く親和性が高いと思いますが、特に「THIS MAN」の親和性の高さは凄いと感じました。今回の映画では、「THIS MAN」が持っていた不気味さが昇華され、見るだけで恐ろしいにも関わらず夢であるが故に防げない。その絶望感の中で人間はどう生きるのかというストーリーにすごく惹きつけられました。
とーやのおすすめ“絶望感の中で人間”
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コヤッキースタジオ
インターネット・ミームとして世界を賑わせた”THIS MAN”。それが日本を舞台に呪術の文脈をもって拡散する。まずその世界観に惹かれました。偶然という点と点を必然の因果にしてしまう「式」、夢に現れる異形が現実世界に侵食するという怪異体験談は実際に存在します。THIS MANがもたらす虚実を揺るがす衝撃は、観る者の既視感や現実感をも刺激する新たな恐怖のツボを狙ってくることでしょう。
響洋平が惹かれた呪術という世界観
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怪談蒐集家/作家/DJ
コメント
※五十音順に掲載
ノンフィクションとフィクションの紡ぎ目を開放した傑作。
天野監督は日本のアリアスターか。
This manは得体の知れぬ恐怖の象徴であり、誰にでも起こりうる。。とでも、言うのだろうか。
映画コメンテーター
不気味、不安、胸糞!
都市伝説「This man」に隠された“本当の恐怖”をよくぞここまでエグみたっぷりに描いてくれました!
これは夢ではなくリアルに起きている深刻な問題なのです。日々、ニュースや広告から溢れ出すイメージの洪水によって常に心理や行動を制御されている我々の未来の行き着く先が本作「THIS MAN」の中にあります。
絶望的な現実を、最高の恐怖演出で伝えてくれたこの映画に感謝。
TOCANA総裁
2000年代最も有名になった都市伝説の一つ『This Man』
一度見たら忘れられない顔は人々の無意識に刷り込まれた。
まさかあの男がまた戻ってくるとは・・・。
怪奇ユニット
THIS MAN は謎だらけの都市伝説だ。
この映画の中ではその答えも描かれるが、実際に語り継がれている都市伝説にも大きな影響を与えることになるだろう。
作家・UMA研究家
奇妙なハンドリングで突き進む不快でダウナーな物語。一体どこに連れて行かれるのか。全く分からないまま不安だけが募る。極端な飛躍と過剰に絶望を煽る展開。そこに強烈な人体損壊ゴアが追い打ちをかける。この映画が悪夢そのもの。
人喰いツイッタラー
ネットミームや都市伝説に多少なりとも明るい者なら、一度は見たことがあるだろうあの男。
疫病にSNS、様々なものが流布するこの時代に彼が蘇ったとしたら、これほどまでに恐ろしいことになるのか。
こんな男怖くない?そう思えるのは、今あなたが“起きているから”だ——。
映画感想屋声優
美しい映像に漂う、不穏な違和感、そして不意打ちのような残酷描写の数々。一見まともそうな登場人物すべてがおかしい。きっと監督も狂っている。異常な物語から浮かび上がるのは、都市伝説の不気味な本質。唯一無二の見逃せない怪作だ。
ホラークリエイター
THIS MANは現実に存在するのか、それとも夢の中にしか存在しないのか。そもそも現実というのが空虚な仮想現実かもしれない。だとしたら、仮想現実と言う夢の中を自在に動き回るのがTHIS MANなのだろう。夢か現か、はたまた映画と言う2次元世界の産物なのだろうか。THIS MANは、確実に存在する。
作家・オカルト研究家